おうちの買い方

一戸建て分譲住宅の買い方をだいたい説明しています

目次

サイト内検索

おうちの買い方 > 第5章 返済していけるかな? > 

2 月々の返済額は?

 ここでは、実際の月々の返済額を出してみましょう。しかし、返済額の出し方は返済方法によって変わってきます。その方法とは2種類あり、「元利均等返済」と「元金均等返済」です。


 元利均等の「元」は元金で「利」は利息です。したがって、返済額の内訳として元金部分と利息部分を合わせた額が、毎月同じになるような返済方法です。この場合、返済額が変わらず一定なので、始めのうちは返済額に占める割合として利息部分のほうが多く、その後逆転していき、最後のほうは元金部分が多くなります。つまり、始めのうちは、ほとんど利息しか払っていないようなものなのです。


 次に、元金均等返済ですが、返済額の内訳として元金部分が初めから最後まで一定で変わらないというものです。では、利息部分はというと、「その月の支払いをする直前のローン残高×月利」の額が利息となり、元金に乗っかってきます。したがって返済額は、始めのうちは利息が多く乗るので多くなり、その後どんどん減っていき、最後は利息がほとんど乗らないので少なくなります。つまり、返済額は一定ではないということです。


 以上の二つの返済方法ですが、現在は元利均等返済のほうが主流です。もちろん元利均等か元金均等かを選べるところもありますが、返済額が一定という点と、月々の返済額が極端に高くならないという点で、元利均等返済を選ぶ人が多くなっています。

 しかし、必ずしも元利均等のほうがいいという訳ではなく、元金均等のほうが利息の総額は少なくなりますし、皆さんそれぞれに合った返済方法があると思うので、状況を踏まえ、よく考えて選択してください。


 さて、昨今いろいろなホームページで月々の返済額を計算できるようになっていますが、そのほとんどは元利均等返済時の返済額を出すものです。元利均等返済が主流だからそうしているのでしょうが、そもそもその計算は複雑で難しく、ましてや計算式自体あまり目にすることがないので、そういったホームページなどで返済額を計算するしかない状況になっているのです。

 もちろん金融電卓(ローン電卓)などを持っていれば簡単に算出できますが、高いのでわざわざ買うのももったいないです。また、そういう電卓を持っていたとしても、細かい部分(月々の利息や何年後かのローン残高など)は簡単には計算できません。


 金融機関で直接計算してもらえば一番手っ取り早いのですが、まだその段階ではない、負い目を持ちたくないという方もいるでしょう。そんなときは、表計算ソフトエクセル(Excel)を使えばいいのです。コツがわかれば細かいところまで計算できるので、非常に便利です。簡単にですが、計算用のエクセルシートを作ってみましたので、どうぞご利用ください。

 では、ここから簡単に計算式を見ていきましょう。


元利均等返済の場合

 ☆返済額を出すとき
 実際の計算式は非常に複雑(計算するのがすごく面倒)なので割愛します。エクセルで計算する際は、セルに以下の式を入力してください。

 =INT (PMT (利率,返済回数,−借入れ金額))

これでエンターキーを押せば、返済額が出ます。


 ★月々の返済額を出す場合…

  • 利率の部分は、実際の金利÷12を入れてください。つまり、月利を入れるということです。(実際の金利3%のとき、0.03÷12=0.0025)
  • 返済回数の部分は、返済期間×12を入れてください。
  • 借入れ金額は必ずマイナスにしてください。

 ★ボーナス時に加算される額を出す場合…

  • 利率の部分は、実際の金利÷2を入れてください。つまり、半年利を入れるということです。(実際の金利3%のとき、0.03÷2=0.015)
  • 返済回数の部分は、返済期間×2を入れてください。
  • 借入れ金額は必ずマイナスにしてください。

 ここで疑問が生じます。固定期間が終わって金利が変わったとき、そのときの新たな返済額はどう求めればいいんだ!ということです。これはただ、返済回数を残りの回数に、借入れ金額を残っている金額(ローン残高、残債)にすればいいだけです。

 しかし、ローン残高はどうやって計算すればいいんだ!という新たな疑問が生じてしまいます。実際にローンを組んでいる方は償還表などで確認すればいいのですが、ローンを組む前だけどちょっと気になるから知りたいという方は、以下を見てみてください。

 ただ、ローンを組む前から金利が変わる度の返済額を知るのは不可能です。そもそも金利がどのくらいになるかわからないので、計算のしようがありません。なので、せいぜい1回目の金利変更時の返済額を確認する程度にしてください。まぁそれも確定した金額ではないので、目安程度に見てください。


 ☆返済額の内訳を出すとき
 利息は、その月の支払いをする直前のローン残高に利率(月利や半年利)をかけた金額になります。元金は、返済額−利息で出た金額です。

 以上の式をまとめて表にすると、返済総額や利息の総額、何年後かのローン残高が求められます。ただし、途中で金利が変わると返済総額なども変わってしまうので、その場合はあくまでも目安として見てください。なお、先ほど紹介したエクセルシートで、その表も出せるようになっています。


元金均等返済の場合

 ☆返済額を出すとき(ボーナス返済なしのとき)
 返済額は元金と利息を足した金額になりますが、その元金は、借入れ金額÷返済回数で出た金額で、一定の金額になります。利息は、元利均等返済のときと同じで、その月の支払いをする直前のローン残高に利率(月利)をかけた金額になります。


 以下の計算式は、何回目(特定回)の返済額がいくらか計算できる式です。

 特定回の返済額=借入れ金額÷返済回数×{1+(返済回数−特定の回数+1)×月利}

 なお、先ほど紹介したエクセルシートで、すべての回の返済額をまとめて出せるようになっています。

PR
サイト内検索

おうち検索サイト
お役立ちリンク
PR